年収130万円以上でも扶養OK?!

驚くニュースが飛び込んできた。

関係するのは、100人以下の企業にお勤めの方。
配偶者等の社会保険の扶養に入って、勤務時間を調整している人も多いのではないでしょうか。
最低賃金がどんどん上がって、給与が増えて嬉しい反面、年収の調整により働く時間が少なくなってしまう。

従業員にとっても、働きたいのに働けない、会社からしても、働いてもらいたいのに働かせられない、現在はそんな状態ですね。

なぜそんなに130万円にこだわるのか

それは、130万円以上になると国民健康保険に加入しないといけなくなるから。
更に、配偶者の扶養に入っていてる人は、今まで納めなくてよかった国民年金を払わないといけなくなります。
国民年金保険料は令和5年は1ヵ月16,520円なので年間198,240円、高いですよね!
そりゃ130万円超えないように必死になりますよね。

さて、この130万円の壁が、2年間なくなる、ということです。
まだ詳細が出ていないので、注意は必要ですが、これから年末にかけて、年末調整などで忙しくなる時期。
時間を気にせず働いてもらえると嬉しいですよね!

この「2年」というのが気になるところです。
今の情報だけだと、今年150万、翌年200万、翌々年129万、でも良さそうですが、きっとそうはいかないだろうな、という雰囲気。

今後の情報に注目です。

合わせて106万円の壁に対しても企業に対する助成がされるようです。
こちらについては改めてまた書きたいと思います。